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2015年03月18日

IZU TRAIL Journey(伊豆トレイルジャーニー)に行ってきた


IZU TRAIL Journey(伊豆トレイルジャーニー 以下「ITJ」)は春のハセツネ(日本山岳耐久レース)とうまく言ったもので、ITJの距離が72.5km 累積標高差4,408m、一方、ハセツネが71.5kmで4,582mとよく似たレース規模。
しかしながら、数値上は似ていてもハセツネとは異なり、走り続けれるコースでエイドは十分にある。
加えて、持ち物のレギュレーションが非常に厳しい大会でも有名なのがITJの特色。


昨年は降雪により残念ながら中止となり、今年が念願の第2回目。
今回は第1回目とは距離はあまり変わらない。後半に山が一つ追加され累積標高差が若干アップした様子だけど、長い林道、国立公園の原生林、ひらけた稜線のメインコースは変わらず。
そういえば昨年はケガでDNSするつもりだったので、失礼ながら中止となって少しホッとした記憶がある。


開催1週間前にはオフィシャルHPで気象条件の悪化の可能性が発表され、参加者一同から不安がよぎったけど、前日のブリーフィングで、天候は持ち直し降雨の心配がないこと、伊豆特有のこの時期に発生する風の影響もあまりないという予報に変更されたと伝えられ、関係者の懸念は杞憂に終わった。







ITJの受付は前日に行いますが、かなり混むんですよ。

IZU TRAIL Journey(伊豆トレイルジャーニー)に行ってきた

30分程並びました。


というのもレギュレーションチェックが終わらないとゼッケンの発行をしてくれません。
このチェックは噂どおりに厳しいもので、規定のものをすべてを提示する必要があるんです。
ボクは出発前からチェックされるものだけを入れておいたので、スムーズに済ますことができましたが、現地で荷物をひっくり返している方も散見されました。





かなりの体制で対応しますが、1000人以上のランナーをすべてチェックするのは非常に時間がかかりますので注意です。
ブリーフィングを聞かれる方は時間の余裕をもって受付する必要があります。

IZU TRAIL Journey(伊豆トレイルジャーニー)に行ってきた






-----IZU TRAIL Journey(伊豆トレイルジャーニー)当日-----
前日に早く就寝したこともあり、当日はすっきりと目覚めた。
前日からスタートまではアルコールを避けて、グリセリンローディングするため、青春スポーツの足ツーRUNを飲んでた。
元々、脚が攣りやすい体質だし、練習不足だったし、走れるトレイルとなると攣ることが前提。だけど、これを飲むと前半はかなり脚が持ってくれた気がする。





うっすら夜が明けてきた。
スタートは6:00
松崎港は無風で寒くないけど、salomonのS-LAB LIGHT JACKET Mを羽織って、ZENのスーパードライブを飲んで身体が冷えないように努める。

スタートラインには、知っている友人多く、談笑しているとあっと言う間に時間が過ぎて 、号砲が鳴る。

IZU TRAIL Journey(伊豆トレイルジャーニー)に行ってきた

左からコバちゃん(ランオアダイ:ANSWER4)、風空君(ランオアダイ:SOLA TITANIUMGEAR)、ボク





冬の間、ヒザの調子もイマイチのため運動量が落ちているうえに、70kmを超える距離を走るとなれば、さすがに最初からは飛ばせない。
名品ANSWER4を生み出したコバちゃんと1時間ばかり話をしながらゆっくりと前に進む。

しかし、トレイルに入るとシングルトラックになるため、渋滞が酷い。
ここで心拍が110bpmまで落ち込んでしまって身体が急激に冷える。2人で寒い寒いと言いながらパスして行った。
渋滞を抜けてもシングルトラックは変わらず、ゆっくり走る集団からなかなか抜け出せない。
林道に入ると道が開けたので先を急ぐ。

この日のシューズはsalomon SENSE PROにシダスのCUSHION 3Dを選択したが、約20kmの林道は果てしなく長く、雑に着地していたのが原因か、ガレた石を踏み続けて、足裏に痛みが襲う。
この無機質な林道で脚を使うとすべてが終わると自分に言い聞かせ、走りたいけど気合を入れて走らないことにしたが、顔はきっと苦虫を潰したかのような歪んだ顔だったと思う。
ここでHOKAを履いている友人を羨ましく思う。


林道が終わると国立公園の原生林に入る。
ここからが予想外でサーフェイスはオールぬかるみ。しかもスリッピーで高粘度。
今までもぬかるんだコースで走ったことはあるけど、今回はその部分の距離が長すぎ。颯爽と走る実力がないので脚の負担がかかるし、木段も先行者の足跡で泥まみれで何度も転倒しそうになるし、この時点でかなり嫌気が差す。
ここではINOV-8タロンを履いている知人が羨ましく思えたw


この日はザックをsalomon S-LAB SENSE ULTRA SET (3L)で挑んでいたが、本モデルはソフトフラスクの抜き差しがしづらいので第1エイドのこがね橋ではソフトフラスク1本をザックから抜き出さずに水を補給した。
後から考えるとこれが失敗。
原生林中盤くらいから天候が好転し暑くなってきたので水の摂取量が増加する。
ザックに差したまま給水したソフトフラスコは溢れるくらいに入れても
ザックからの圧力により500mlも入らなかった様子。
思いのほか少ない量の水だったので、第2エイドに到着した時にはすでに水が切れていた。

第2エイドの仁科峠にはチームチョキの仲間がサポートしてくれるため、補給を手伝ってもらって楽をさせてもらった。ほんと感謝でいっぱい。
エイドでの長居は禁物で、補給を済ませて早々に出発するが、この時はすでに予定時刻よりも30分を超えていた。
目標タイムでゴールするため、30分を短縮することを考えながら先に進もうとするが、この後の永遠に続く木段に気持ちが折れそうになる。


IZU TRAIL Journey(伊豆トレイルジャーニー)に行ってきた

景色は綺麗なのに先が見えると心が折れそうになる。山頂まで先行しているランナーが見えると精神的に辛かった。





仁科峠以降は晴天で風も少なく、S-LAB LIGHT JACKET Mを羽織らずにも先に進める。
ザックのS-LAB SENSE ULTRA SETは、上着を走りながら羽織れるし、収納もできるので秀逸。
立ち止まらなくてウェアリングできるのは、かなり実用的だと思う。


最終エイドの土肥駐車場までの長いロードはスタート前から歩かないと決めていたので、根性を出して登り切った。
エイドでは時間がないので給水だけして早々に飛び出すが、だるま山を登るだけの体力はなく、トボトボと歩いてしまう。
後半用に脚を温存してたにもかかわらず、体重増加の影響か、はたまた練習不足の露呈か疲れが一気にでて、零戦スイッチを押してもメンタルが弱すぎて脚がまったく前にでなくなって追撃できず。

ラストの長い林道の下りも頑張るが差は一向につまらない。
というかラストのロードで落ちてくるのを拾うはずが、拾われる方に変わっていき、情けない。

ゴール間近の沿道で応援してくれる方には笑顔で応える。
「この人(ボクのこと)、余裕だねえー」って言われたけど、実は冷凍の北欧産の鯖のような死んだ目で愛想を振りまくのが精一杯。
で、結局、前半の30分遅れが取り返せず後半は予定どおりの満身創痍でゴール


その後は仲間のゴールシーンを見たりして応援。
結局、最終ランナーさんまで見届けました。

IZU TRAIL Journey(伊豆トレイルジャーニー)に行ってきた





実は人それぞれのドラマが展開されているゴールシーン見るのが好きだったりするので最後まで楽しめた。
帰りは21:00にゴールの修善寺を出発して、帰宅したら翌朝の4:00でシーズン序盤のほろ苦いジャーニーは終了。
いやー、ほんと走れるコースは辛かったですw
反省点はいつもながら沢山。練習不足が露呈したIZU TRAIL Journey(伊豆トレイルジャーニー)でした。


最後に全然関係ないけど第一回の時の「伊豆松崎・修善寺間山岳競争大会」っていうネーミング好きだったりします。








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Posted by わっきー at 00:07 │伊豆

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