ヘッドライトレビュー2014(LED LENSER SEO7R編)

わっきー

2014年03月17日 19:52


c:LED LENSER SEO7R




実売価格:8,820円
最大照度:220ルーメン
特徴:軽量でオートマチックディマー(自動調光)機能を持つ
今回はオートマチックディマーモードでテストを実施





まず目に付くのがインパクトのあるパッケージデザインで、店頭ではかなりおじいさんの顔が目立つ




モデル名の”R”はリチャーチブルバッテリー(充電池)の意であり、SEOシリーズ唯一の専用バッテリー対応モデル。
このバッテリーを使用することで最大光量220ルーメンを照射することができるそうな。
バッテリーケースがライトユニットと一体型の大きめの砲弾デザインで、軽量化の影響か堅牢さには些か不安の残る感じがしますが、防水性能はSILVA社TRAIL RUNNER2と同様にIPX6を取得しているので安心感は高いです。
また、スイッチボタンの操作性は良好でありますが、レンズ周辺にあるリングで行うスポット/ワイドの無段階調整は、グローブを装着した状態では作業がしづらいと感じました。

充電方法は本体からバッテリーを取り出して専用器で充電するタイプで、Petzl NAOと同様にUSB経由からの充電も可能。

テスト機種の中では自動調光機能を有するのは本機種とNAOのみですが、SEO7はNAOに比べて調光の切り替えが低反応でぼんやりと増減光するタイプとなり、使用者としては反応しているかどうかわからない程度。
調光のセンサー部はライトユニットに向かって左にあるピンホール程度の大きさのもので、NAOと比較しても明らかに同機能の取り扱い方が異なるんでしょう。
しかし、本機種でも地図読みなど手元を照らす際はきっちりとまぶしくない程度に減光してくれました。







重量は今回のテスト機で最軽量な92g
また、ライトユニットとバッテリーケースの一体型も今回のテスト機では唯一のモデルです。


一体型であるが故、ライトユニットは大きめとなりますが、軽量であり、前後バランスが気になることはありませんでした。
また、幅広なバンドは非常に安定感があります。





トレイルでの実照射




光は白く、明るさは十分でした。


LED LENSER社はリフレクターとレンズでフォーカスされた長距離ビームから、レンズの配光による広角均一なサークルビームまでを無段階に調節することを可能したアドバンスフォーカス機能に自信を持っているようですが、照射先にはレンズの陰が生じてしまうのが残念。
本機種は電力の出力カーブを点灯時間を最大限に引き出す「ノーマル出力モード」と、一定の明るさをキープする「コンスタント出力モード」2種類から選択することができるのも特徴の一つです。


第1回 Petzl NAO編
第2回 SILVA TRAIL RUNNER2編

次回はSUPRABEAM V3 air編です。








過去の記事はこちら


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