2012年10月29日
第7回六甲縦走キャノンボールランに出場してみた 前半部

冒頭からすみません。
先日の六甲縦走キャノンボールランの紹介で本大会は「フリーダム」とお知らせしましたが「とってもハートフル」の誤りでしたw
この場をお借りして、訂正させていただきます。(って主催者の繁田さんに変更しちゃいますって約束しちゃっただもん♪)
六甲縦走キャノンボールラン(以下、六甲CB)は過去6回の天候が、「5回雨、ガス。1回吹雪」と最高のコンデション実績あり。
第7回もご多分に漏れず、前日夜から雨、雨、雨ェ・・・
POWERの部(往復112km)の方の往路はずっと雨だったんじゃないでしょうか。
しかも、22時スタートだから、暗闇でヘッデン点けての走行は精神的にも肉体的にも楽しかった(辛かった?)かと察します。
さてさて、SPEED(片道56km)はどうだったのか。「楽しむ勇気」を持って、行ってきましたす。
以降のレポはテキストメインで長文になりますので、ご了承くださいねw

チンタ再度山店より
六甲縦走キャノンボールランとはこちらを
外遊びって楽しいよね!続きの前に
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スタート7時半となると、自宅から普通ではギリギリ間に合わない。
なので、早朝から嫁ちゃんに車で送ってもらい、JRの始発に乗って、6時半頃にスタートの須磨浦公園駅に到着。
電車内でトレランスタイルの方数人がおられるが、みんな速そうに見えちゃう。だって、ボクと体格がちがうんだもん。

到着した頃は豪雨ェ・・・
集合場所では、すでに往路を終えた方々が休憩しており、着替えに朝食に談笑しているところ
ということは、到着している人達は夜間で8時間半以内で往路を走っていると。スゲー
ボクも座り込んでせっせとストレッチや装備の準備を。
というのも、右の太ももの鈍痛と春に痛めた鵞足炎(がそくえん)の爆弾を抱えた状態でのロングトレイルなので、無理なストレッチはできないし、筋肉の緊張を和らげることに専念。
とすると到着する人がどんどん増加してきた。
中にTwitterで知り合いのcozyさんを発見、cozyさんと雑談していると緊張もすこしほぐれてきた気がした。
スタート前に記念撮影と選手宣誓

宣誓では紳士に他の方々に迷惑をかけないで走りましょうと。(こんな内容だったはず)
ただでさえ新興スポーツは煙たがられる立場。共存共栄できるようにハイカーさんとの接触や気分を害することは絶対に避けたい。
ましてや事故等が発生すると次回以降の六甲CBの存続にかかりますからね。
続いて、恒例レオちゃんマンの応援

元応援団団長の声はすごいですわw
で、ワラワラとスタートしたのが7:41
スタート時は防寒として、ハードシェルを羽織るものの、約3km程度走ると暑くなってきたので、雨は降り続けてたけど汗で濡れるか、雨で濡れるかの違いだけなので、高倉台の街中でハードシェルを脱ぎ、ノースリーブ+アームスリーブと短パンで走る。
とりあえず自分の中ではケガ防止のために、400段階段を登りきるまでは、身体を温めることに専念すると当初から決めていた。
抜くより、抜かれる方が多いけど、全然気にしない。のほほーん♪とジョグる。
400段階段は、どうしても抜きにくいので、前の人とピッタリ付いてゆっくり上がる。しかし、昨年はゼィゼィしてたのに、今は不思議と息があがらない。ダイエットの効果かなぁ?w
実は我々SPEED組とすれ違うずぶ濡れのキャノンボーラーもいる。
というのもPOWER組の往路の方々のうち、SPEED部のスタート時点の須磨浦公園にたどり着いてない方もおられるのです。
しかし、POWER組とのすれ違いにエールやら、ハイタッチで出迎えるのが、一体感が生まれてよかったなぁ。
だって、知らない人でもみんな「仲間(キャノンボーラー)」なんですから。
須磨アルプスの手前で、遠くからハイタッチしている様子が伺える。
それが、Twitterの知り合いのkentaさんだった。狭いところで後ろも詰まっていたので、今回は自己紹介とがっつり握手のみ。(お話したかったけど残念)
kentaさんはBUDDYの部(男女ペアで112km)に出場してるんです。いや〜、すごいなぁ。
横尾の住宅街に入る。この頃具合から、集団が生まれてくる様になってきた。
最初は同じペースだったcozyさんは遙か彼方で既に姿は見えず。ボクは自分のペースでトコトコとジョグる。
「まだまだ先は長いさ。いつかは後方から追い抜いちゃうぞ」なんて甘い考えはこの頃にはあった。
でも、スタートから7〜8kmまで来るとちょっと休憩したい気も出てくるし、ノドも乾く。
六甲CBは基本的にエイドステーションはなく、あるのは私設エイドのみ。
登場したのは、横尾住宅街でのマッドクロックがある私設エイド

ここでスポーツドリンクとマッドクロックをインストール!
マッドクロックを飲むと、かなり刺激的で頭がシャキッとした気が!ごちそうさまでした。

パワーが違うぜMAD-CROC
横尾から高取山に入山したときに「ズキッ」と右ふくらはぎがツる。
身体が冷えているときにたまにツることがあるけど、温まっての走行中に発症するのは初めて。スピードを落としながら、気をつけて走るもダメ。
塩分不足と思ってOS-1を一口補給するも、次第に平地のジョグでもツるようになる。
なので、前回にすさまじい速攻性能を目の当たりにした芍薬甘草湯(しゃくやくかんぞうとう)を高取神社手前で飲む。やっぱり、これ噂どおりすごい。まったくツることがなくなった。
登山やランにどぞ。ボク的には顆粒がいいかな。小さいとなくしちゃうしw

高取山山中では10人位の集団に入って引っ張ってもらってたけど、薬を飲んだりしているうちに離れちゃったorz
しかし、丸山市街地で効率良く登ることができて、鵯越(ひよどりごえ)駅ぐらいである程度追いつくことができた。
鵯越駅以降の菊水山〜鍋蓋山〜摩耶山の最難関用にずっと体力を温存していたこともあり、気力も体力も十分の残ってる。
鵯越駅付近で10:00頃であったこともあるし、菊水山に登るため荷物を軽量化したいので、丸山市街地〜菊水山の取り付きのアスファルト道の登りで歩きながら、エナジージェルやいつもの冷凍ハンバーガーを食す。
とりあえず食べれるだけ食べまくったし、shotzのエレクトロライト(レモン味)のドリンクを半分の250ml程飲んだ。

shotz Electrolyte エレクトロライト
菊水山の取り付きで主催者の繁田さんに追いつかれる。
繁田さんは、風邪で体調悪いのにPOWERの部に出場だからすでに60〜70kmは走ってるし、救護・レスキューもしなきゃならないのに・・・。ハエェ
でも、急にレスキューの連絡か何かで、ペースを落とされたようで、菊水山の登り始めの公園(休憩場所?)ではソロ。
菊水山の登りはいつもながら、黒いゴム製の階段が憎いw
ここで、後に大いに助けてもらうことになるM隊長と出会ったと思う。
菊水山は前に詰まりながらも、順調に登頂。
いつもは菊水山頂で休憩するけど、この時はまだ余裕があったので、OS-1を一口含んで、菊水山下りと、最も苦手な鍋蓋山の登りに備えることにした。
経口補水液 オーエスワン(OS-1) 500ml×24本
飲む点滴です。スポーツドリンクを飲むならこっちの方がいい
菊水山の下りは飛ばすわけではないけどタッタカと快調に降りれたと思う。
ヒザ、脚の痛みもなく、すごく気持ちよかった。もしかすると、ずっとこんな感じて下れるかもと淡い期待も持ったりしたw
次に登場する鍋蓋山は自分に合わない感じ。
いつもここで体力を奪われるし、今回もそうだった。
登りの途中でガクンと疲れてきて、あまり積極的になれなくなってきた気が・・・。
でも、再度山(ふたたびやま)に入るとこんな幕が登場してきた!

キタコレー!

チンタ再度山店(私設エイド)
ここで、水と豚汁を食す。暖かい食べ物が身体に染みる。
というのもシャツ1枚で雨と汗で濡れているし、長時間走るから腹部が冷えちゃうんですよ。

この辺に来るとずっとメンバーは一緒 みんなでゆっくり行きましょうか的空気が生まれ、M隊長含め、3人のグループで移動することに。
ボク的にもひっぱってもらえるのは心強かった。
で、摩耶山の手前の市ガ原で繁田さんにまた、追いつかれる。ヤッパ、ハエェ-
ここで、自己紹介やブログの話とかちょっとだけだけど、走りながら少しお話できた。
市ガ原で自販機でスポーツドリンクを購入している間に皆からからはぐれる。
ここからは約1時間の小さなアップダウンが続く登り基調。もっとも重要なポイントでへばる訳にはいかないので、気合いを入れる。
しかし、この辺りから左ヒザの腸脛(ちょうけい)に違和感がでてきた。
でも、まだ、激痛でないので走ることは可能でトコトコを進む。
摩耶山頂上手前で繁田さんらと合流。写真とかとってもらいながら、一緒に登りきるw
登頂時間は12:46と、予定していた13:00よりすこし速く、自分なりにはいいタイムでてる。ニヤリ
摩耶山のケーブル駅の掬星台で、ラーメンエイドがあるらしく、繁田さんは「ラ〜メ〜ン♪」と叫びながらダッシュw
ボクも一緒になってダッシュするが、すぐに右のふくらはぎがまたツった(爆)
やっぱり、無理しちゃダメですね。
-摩耶山(まやさん)-
ここまでが六甲縦走路56kmの約半分
以降は登り基調から下り基調へと変わる部分
いつもなら摩耶山で燃え尽きてしまうが、以降どうなることやら。
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Posted by わっきー at 21:05
│六甲山