サレド、ソトゴト:奈良マラソン2013を走って、チームチョキの忘年会をしてきた。

2013年12月10日

奈良マラソン2013を走って、チームチョキの忘年会をしてきた。

第４回目の奈良マラソンを走ってきました。
この大会は第２回目から３回目の出場で、自身の伸長具合を計る大会。
なので、関西トレランの年末の一大イベントの東山三十六峰マウンテンマラソンに出れないんですｗ

この奈良マラソンのコースはSUUNTO　Movescountで表示される水平移動時間をゴール時間で除すると平坦道の割合が15％、ちなみに東京マラソンは66％でした（わき調べ）
そう、奈良マラソンは都市型マラソンとは到底思えないガチなコースで、ガツンと登ったり、ダラダラと下ったりと脚と心拍に大きな負担がかかる大会なんですよ。

対した記録は出してませんが、ダラダラ書きますw

昨年の惨敗の記憶は、この１年の活力になったと言うべきもの。
このコースを何度も脳内で巡らせ、今回は「まだ行ける！」等の流れに任せたスタイルを捨て去り、自分との駆け引きでツッコミとセーブ所は絶対に守るつもりでいた。
即ち、セーブ所では客観的な心拍計に示される値にすべてを託すことにした。

思ったより好天に恵まれた今年の奈良マラソンはBグループからのスタートで、周りはエリートランナーばっかり。

いつもながらの頼りない号砲に続いて花火があがると周囲はかなりのスピードで飛ばす。最初が長い下り基調であるため、自然とスピードが出てしまうが、ボクはSUUNTO Ambitが示すペースと心拍数を確認しながら序盤はＡＴ値を死守することに専念した。

奈良マラソンのコースは大きな山を往復するため、17km、28kmで発生する山越えをどう対処するかがポイントで、勢いだけ走るとラスト10kmの中に登場してくる小さな起伏達をクリアしながらのペース維持が非常に難しい。

一方、今回はチームチョキのよしこさんが23km地点という超ベストなポイントで私設エイドを出してくれていることもあり、ボクはジェルを持たずに走りだけに専念できる環境にあった。

途中のハーフポイント通過時にタイムを確認すると予定時間よりネットタイム換算で３分落ちてた。
登りが入るとやはり正確なペースを割り出せないのでズレは許容範囲であると思い、そこからの下りとフラットも基本的にセーブペースの維持に努めた。

待っている人、応援してくれている人に感謝をしながら、よしこエイドに事前通知どおりの予定時間にぴったりで到着。
ここで指定していたジェルとバナナ１本を補給。ジョミはアームスリーブに差し込み、体温で温かくなった頃の折り返し地点でインストールした。

28kmから始まる大ボスの登りを淡々とクリアし、予定どおり31kmからリミッター解除する。
この地点で、幾分かの酸素不足のダメ脳と虚ろな意識の中で必死で算出した目標タイムからの遅れが３分であり、前半からの修正が効いたことに少し安心をした。

ここまでセーブしていたフラストレーションを発散させるかのようにトップスピードにギアを固定して全力アタックする。
よしこエイドで補給ミス防止のための予備で持っていたジョミをもう一発インストールして、これで精神的、体力的に撃墜モードになった。
幸い懸念していた足首は薄っぺらいソールのターサーの反発で悲鳴をあげつつも、３分を縮めるだけの余裕が残っていた。
なので、ここからは心拍数は目もくれず、スパートペースが落ち込まないように維持に努めた。

細かなアップダウンはトレイルなら非常に気持ちが良いものの、無機質なアスファルトになると、なんとも腹だだしいコースで、次第にハムストリングとふくらはぎに負担がかかる。

しかし、この辺りでそうなるのは経験上、折り込み済みで、攣りそうになってペースを落とすのはご法度と思ってた。
なので、攣るまでは全力でアタックし、万が一、痙攣が発症してしまったら、お守り代わりの芍薬甘草湯を飲んで、この日は諦めようと決めた。

結果は攣らずに真っ白になってゴール。でも、目標タイムに１分ちょっと届かずと超凹む。
いい訳やタラレバを言えばキリがないけど、原因はやはり、序盤のペース抑制し過ぎと、スパート後の遅さが露呈されたレース内容でした。

で意気消沈する間もなく、チームチョキ＆Kyoto Mount Chopガールズ合同忘年会へ向かう。
しかも、今回は「タンスに眠っているレースでもらって、到底外で着れない程のダサいTシャツに日の目を見させてあげようという救いの手企画」第２回ダサT選手権が催された。
決勝進出の５名から優勝者を決定してもらうのは居酒屋の店員さんｗ

奈良マラソン2013を走って、チームチョキの忘年会をしてきた。