2014年03月21日
ヘッドライトレビュー(Snap-on Forcus Adjustable Headlamp)
g:Snap-on Forcus Adjustable Headlamp
実売価格:2,600円
最大照度:78ルーメン
特徴:コストパフォーマンス良
今回はHiモードでテストを実施
コストコで売っている赤いヘッドライトがスペックや価格以上にイケてて、200ルーメンクラスのハイパワーヘッドライトと遜色がないらしいと以前から巷でチラホラと聞こえてたので、今回、ダークフォース的な機種としてテストに加えてみました。
パッケージは海外の電化製品によくあるプラスチック梱包で、開封時から懸念を抱かせるくらいに簡素なものでした。
本機種は軽量であるのですが、やはり実買価格相応のチープさは否めません。
また、スポット/ワイドの調整は、レンズの周辺リングで行いますが、スムーズさに欠けてました。
加えて、バンドがアジャスターから簡単に外れてしまうため、レースなどで使用する際には自身で対策を施す必要があるでしょう。
パッケージには防滴性がある旨記載されてますが、バッテリーケースにはパッキンもなく、他機種と比較すると品質的にかなり見劣りがしました。
なお、シンプルで小型形状のバッテリーケースは簡素なもので、開閉はネジで行うため暗やみでの電池交換には手間がかかったり、ネジの紛失リスクもあることを考慮する必要があるでしょう。
ライトユニットサイズは比較的小型。
重量は軽量の部類に入るが、作りすべてがプラスチッキーで耐久性に大きな不安が残ります。
スイッチはシンプルであるが、小さく押しづらく煩わしいです。
トレイルでの実照射
実際に装着してトレイルを走ってみると、スポット寄りの光ですが、価格、見た目以上に明るく驚きます。
ただし、ハイパワーヘッドライトと比較すると、やはり大きく見劣りしてしまいます。
低価格な製品であり、日常で使用するには十分と思いますが、ライトユニットの耐久性、バッテリーケースやバンドの各部品の信頼性は低く、一般的なランナーには不向きでしょう。
しかし、言い換えれば、気軽にカスタマイズできる価格であることと、シンプルなパーツ構成であるとも言えるでしょう。
第1回 Petzl NAO編
第2回 SILVA TRAIL RUNNER2編
第3回 LED LENSER SEO7R編
第4回 SUPRABEAM V3 air編
第5回 Petzl MYO RXP2編
第6回 Black Diamond ICON編
次回はGENTOS HEADWARS 888編です。
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Posted by わっきー at 21:01
│ヘッドランプレビュー2014